神奈川県の私立高校入試スケジュール|併願優遇・スケジュール・準備のポイントを解説

神奈川県の私立高校入試スケジュール|併願優遇・スケジュール・準備のポイントを解説 「入試を知る」

私立高校入試は公立高校とは違うスケジュールや制度があります。​特に併願優遇制度や内申基準,学費納入のタイミングなど、事前に理解しておくべきポイントが多数あります。​

この記事では、

  • 私立高校入試のスケジュール
  • 受験をする際の注意点

を詳しく解説します。​早めの情報収集と準備で、志望校合格を目指しましょう。​

そもそも私立の受験って?という方はまずはこちら

神奈川県の私立高校入試スケジュール【全体像】

神奈川県の私立高校入試は入試制度によって違います。一般的なスケジュールはこんな感じです。

推薦入試一般入試 (単願・併願・書類選考)オープン入試
出願準備12月中旬~1月中旬
出願期間1月中旬1月下旬~2月上旬推薦発表後~3日
試験日1月下旬2月10~13日 (書類選考は無し)2月10~13日
合格発表受験日当日~3日後受験日当日~3日後受験日当日~3日後
入学手続き1月下旬公立受験日前後公立受験日の当日~10日後

中学1・2年生のうちに準備しておきたいこと

内申対策

推薦入試や単願,併願では出願基準として内申点が使われています。第一志望校を推薦で受験する場合や、併願として受験をする場合基準を確認しておきましょう。そして今の内申と開きがある場合は、どの科目の内申を上げていくのかを考えていく必要があります。

E先生
E先生

出願基準は年によってかわる場合があります。中学3年生に上がったときに改めて確認をしましょう。

内申対策についてはこちらの記事!

学校見学

私立高校に限らず、学校が自分に合うかを判断するには実際に足を運ぶのが一番です。1年で複数の学校をめぐるのはスケジュール的に負担になります。早めに高校見学をしていくか、見学する高校を絞り込むことが必要です。

中学3年生の準備

個別相談

出願基準がある入試を受験する場合は、高校見学時に個別相談を活用しましょう。出願基準を下回っている場合でも加点要件などで出願基準を満たせる場合もあります。

E先生
E先生

個別相談を実施しない高校も一部あります。

受験スケジュールを考える

志望する高校が見えてきたら受験スケジュールを考えましょう。推薦入試を活用する場合は私立1校になるので必要ありません。併願などを利用して複数受験する場合は、連日の受験で負担になりすぎないように注意が必要です。

三者面談​

中学3年生の11月下旬~12月上旬に実施されます。受験の方針などについての面談です。受験には中学校からの調査書が必要です。受験の方向性を中学校の先生と共有しておく必要があります。

出願から受験までの流れ

出願準備

出願方法は学校によって異なり、郵送やWeb出願が一般的です。​願書受付期間や必要書類、出願方法の詳細は、各学校の募集要項で確認してください。​
Web出願の場合はアカウントやメールアドレス等の登録が必要です。12月中旬か下旬から登録ができる高校が多いです。

出願手続き

受験日やコースなどを選択します。Web出願の場合はサイト上で登録しましょう。入学検定料の納入もこのタイミングです。加えて必要書類を高校あてに郵送しましょう。書類は中学校で発行する調査書(推薦入試の場合は推薦書も)などがあります。

E先生
E先生

Web出願を受け付けている高校も書類提出が必要です。余裕をもって郵送しましょう。

受験票の印刷

受験当日に必要です。Web出願の場合は印刷ページがあるので事前に印刷しておきましょう。

いざ受験!

受験時間や当日のスケジュールは前もって確認しておきましょう。当日は時間に余裕をもって高校に向かいましょう。

合格発表・入学手続き

受験日の当日~3日程度で合否発表がされます。
合格した場合は入学手続きが必要です。入学手続き書類の案内が来ます。必要書類の提出や入学金の納入などを行いましょう。

E先生
E先生

手続き期間は公立受験日当日~2月下旬の範囲でまちまち。公立入試の受験日と重なる場合もあるので注意!

Q.入学金は返還される?

だいたいの高校は納入された入学金は返還されません。一部学校では返還制度がある高校も。また、「一部延納」といった入学金の一部だけを納入し、残りの入学金を3月に納入する制度を設けている高校もあります。

受験当日の流れと持ち物・注意点

試験科目や時間割は学校によって違います。試験内容は一般的にはこんな感じです。​

  • 推薦:面接・小論文など
  • 推薦以外:​国語、数学、英語の筆記

受験票,筆記用具,上履きなど必要な持ち物を事前に確認し、忘れ物がないよう準備しましょう。​

まとめ:早めの情報収集と戦略で私立入試を成功させよう

私立高校入試は、学校ごとにスケジュールや制度が違います。​早めの情報収集と準備が、自分にあった志望校選びにつながります。​学校説明会や「神奈川の高校展」などのイベントに積極的に参加し、最新の情報を入手しましょう。​

コメント